頭痛ダイアリーは慢性頭痛解消の第一歩
慢性頭痛はつらい頭痛ですが、そのつらさは周りの人になかなか理解してもらえません。また、いま起こっている頭痛が片頭痛なのか緊張型頭痛なのか、実は自分でもわからないことが良くあります。治療法は全く異なるのに、頭痛の種類の識別が難しいのです。

頭痛ダイアリーに頭痛の起こり方や経過、薬などを記録していくと、自分の頭痛のタイプがわかってきます。「こんなに薬を飲んでいたんだ」とびっくりすることもあります。頭痛は自覚症状なので自分にしかわからないのですが、ダイアリーをつけてみてはじめて自分が悩まされていた頭痛の正体がわかります。

医師がそれぞれの患者さんの頭痛の話を聞くのは大変です。患者さんも自分の頭痛情報を正確に医師に伝えるのには苦労します。頭痛ダイアリーを使って医師との上手なコミュニケーションを工夫して下さい。

2009.09.05.